無味無臭
先日、中学の同級生からこんなLINEが来ました。
休日でなにもすることが無かったので、渋谷で「ダンサー セルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣」を鑑賞。とても素晴らしかったので感想を記入します。
映画の内容ですがセルゲイ・ポルーニンっていうバレエダンサーのドキュメンタリーです。
ダンサーのドキュメンタリーでタイトルが「dancer」これ凄くないですか?
イチローのドキュメンタリー作って「野球選手」ってタイトルにしないだろうし、
羽生結弦のドキュメンタリーが「スケーター」にもならないと思う。
でもこの映画を頭からお尻まで見れば「dancer」というタイトルに納得します。
この映画、親バカが猛烈に炸裂しています。
幼少期の頃から、セルゲイポルーニンをビデオで撮りまくってます。
母親は赤ちゃんの頃のセルゲイ・ポルーニンに関して、「股関節の可動域がすごく股がどこまでも広がった」と、証言しており、セルゲイ・ポルーニンには才能があると体操教室に通わせます。
ダンサーの道へと進むのですが、お父さん、おばあちゃんを海外に出稼ぎに行かせて、セルゲイ・ポルーニンをダンスの名門校に通わせます。
めちゃくちゃ親バカじゃないですか?
結果的に成功しちゃってるんですけど。
セルゲイ・ポルーニン、体操を続けるか、ダンサーになるかの分岐点に立ちます。ダンサーを選択するのですが、母親は言い切ります。
「ダンサーという選択で間違えなかった」と。この後にあるセルゲイ・ポルーニンが抱えるダンサーとしての苦悩を見ると決して「ダンサーという選択で間違えなかった」と決して言い切れません。恐るべき親バカ!
もう一点、セルゲイ・ポルーニンめちゃくちゃかっこいいです。
ね。しかし、しかし、しかし、
女に関する情報がない!!!
絶対ヤリまくってるだろ!!!
「バレエには制約がある」と関係者は口を揃えて言っていますが彼の踊りを見ている限り、バレエに制約があるとは思えません。
最後に。
この映画は、https://youtu.be/c-tW0CkvdDIを最高の状態で見るための映画です。
映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』公式サイト
http://www.uplink.co.jp/dancer/